ドアヒンジピン&ブッシュ交換

2012.4.8
いやいや今年の冬は長い!
こちらは未だに桜も咲いていない真冬の寒さですが、暦の上ではとっくに春なので修理再開です。
いきなりAT載せ換えはハードルが高いので、ドアのヒンジピンを交換してみます。

以下の画像が全てロードされないときは、ページの更新をするか画像毎にロードしてください。
この車にガタの無いヒンジなどないのですが、その中でも最も酷い部位を交換します。

3rdドアです。
ドアを取外し。

長い間触ってなかったので、ボルトを緩めるとき、最初、締める方向に回していました。

どんだけ鈍るんだ。(笑)
40kgくらいかな?

結構重たいです。
もはやガタとは呼べない、グラグラのヒンジ。
下側。

錆びているし、なんか汚い。
ところが、ヒンジのピンが抜けません。

ギアプラーを使ったり、タイロッドエンドプラーを使ったり。

結局、下から強烈に叩くと抜けてきました。

ここまでに既に1時間ほど行き詰まり、ようやく上側ヒンジのピンが抜けました。
下側のヒンジピンは、何をどうしても抜けないので、電源のある家に戻ります。
先ずはグラインダーでピンのヘッドを除去します。

しかし、いくら叩いても全く抜けません。
ドリルで揉んで叩いても全然ダメで、とりあえず、ヒンジピンをカットして分離させました。
ひたすらドリルでグリグリやっていくと、ついに取れました!

コバルトハイス鋼の刃が1本折れた。(泣)
ここで既に17時半。

ドアが外れたままなのに、サンセットが近づいてまいりました。
しかし、日没が迫ろうとも手抜きなんてしません。手抜きして終わらせても、次に外すことはなさそうですからね。

錆と泥で汚れたヒンジをカップワイヤーでクリーニングして、エポキシ基材の亜鉛防錆塗料を塗布した後、純正色でペイント。

ボディとドアの錆も同様に防錆処理&上塗り。

ヒンジに新しいブッシュを挿入して、ピンを挿し込むと、新品の剛性で滑らかな動作!

そこからドアの取り付けを行ない、今日は終了。
この時点で20時。微調整は今度です。

頑張った美しい仕上がりを載せようと思ったのに、写真が取れていなかった!
何だよ〜、0KBって!(笑)
(追記)

改めて写真を撮ってきました。

これがヒンジピン&ブッシュ。

オリジナルのブッシュは樹脂製だったのですが、交換品は合金です。

樹脂製は磨耗したというより、経年劣化で割れてガタが生じていたと思います。
定期的に注油できるなら、こちらの方が耐久性は高いと思います。
メンテ後の下側ヒンジ。
真ん中の板状のものがドア側のシューに当たって、適度なフリクションを発生させているのですが、シューも磨耗してスカスカでした。

そのため、板の間を広げて少し改善しています。
上側ヒンジ。

ヒンジは綺麗ですが、周囲が汚い。(笑)
交換後のシャフトが長いんです。

カットしようかと思いましたが、何処にも干渉しないので、そのまま・・・。
(更新:写真追加)

ドアの建付け調整です。

初めてモールのラインが揃いました。
錆びていたドアストライカーも適当に擦って塗装。
綺麗な感じになった。

ドアのヒンジを直すって大変なのね・・・。

                     













inserted by FC2 system